「牡蠣にあたる」と表現される食中毒は牡蠣自身が持つ毒ではなく、それら菌・ウイルスが引き起こすらしいことが最近の研究でわかってきました。
紫外線殺菌装置とは、紫外線を照射し殺菌した海水の中で48時間牡蠣を飼育することにより、「よりきれいな水を吸い込み(それ以上の菌を取り込むことなく)、体の不要物を吐き出させる」というものです。
薬品ではないため牡蠣を傷めたり臭いを残すことのない、画期的な殺菌法です。
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牡蠣はエサを食べる時に海水も一緒に大量に吸い込むため、海水の中にいるウイルスも取り込んでしまいます。 -
体の中のウイルスを取り除くため、紫外線を照射して殺菌した海水の中に牡蠣を入れて48時間飼育します。 -
体の中の水を絶えず入れ替えることで、きれいな水を吸い込み不要物を吐き出すので、ほぼ無菌の牡蠣になります。